教えない教育

 

 

私達は、学校の教室で、先生主導のもと、生徒は授業を受けることが教育だと思って来ました。
問題も解答も、先生が既に持っているという学校教育では、最低限の知識を獲得するための画一教育として有効でしたが、個性が育っていく教育にはなり得ません。

「教える教育」に慣れてしまった人は、解答を他人に求め、自分で考えようとしなくなるのです。

教えるのでなく、むしろ、人が育つ邪魔をしないための教育環境をつくる事業、学習者の立場に立った学び方が学べる教育事業、自分の問題が自覚できるプログラムを持った教育事業が求められているのです。指導者が構成して与える教育から脱却し、学習者が構成に参加して知恵を学び取る学習者主体の学び方教育が「教えない教育」です。

自ら考え、行動する私塾の塾生を育成
無気力、無関心、無感動は、戦後教育の一つの成果でしたが、いつも教えられることを待っている大衆は、仕事でも人生でも、指示を待っているだけで、自ら学び、考え、行動できる改革の塾生を育成するために 「教えない教育」が必要なのです。

教育は場づくりであり、学ぶ環境づくりは、人が育つ邪魔をしないことが何より大切です。
「学び場」を共に作り、支えていくことこそ、教育サービスです。

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